粧鏡(読み)しょうきょう

精選版 日本国語大辞典 「粧鏡」の意味・読み・例文・類語

しょう‐きょうシャウキャウ【粧鏡】

  1. 〘 名詞 〙 化粧用の大きな鏡。すがたみ。
    1. [初出の実例]「頻整玉簪霞袂挙、閑臨粧鏡月眉嬌」(出典:江吏部集(1010‐11頃)上・七夕守庚申同賦織女理容色応製)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐阿房宮賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粧鏡」の読み・字形・画数・意味

【粧鏡】しようきよう(しやうきやう)

化粧用の鏡。唐・杜牧〔阿房宮の賦〕星の(けいけい)たるは、粧を開くなり。雲の擾擾(ぜうぜう)たるは、曉鬟(げうくわん)(朝の髪)を(くしけづ)るなり。

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