精熟(読み)セイジュク

デジタル大辞泉 「精熟」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅく【精熟】

[名](スル)物事に詳しく、熟練していること。
「これをして皆―せしむること二年なり」〈大槻修二・日本教育史略〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「精熟」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅく【精熟】

  1. 〘 名詞 〙 物事に詳しくて熟練していること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「学んで精熟にいたるときは、当に自得するものあるべし」(出典:蘭学階梯(1783)下)
    2. [その他の文献]〔東京夢華録‐巻七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「精熟」の読み・字形・画数・意味

【精熟】せいじゆく

精通する。

字通「精」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android