デジタル大辞泉 「精神腫瘍学」の意味・読み・例文・類語 せいしんしゅよう‐がく〔セイシンシユヤウ‐〕【精神腫瘍学】 ⇒サイコオンコロジー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「精神腫瘍学」の意味・わかりやすい解説 精神腫瘍学せいしんしゅようがくpsycho-oncology 癌などの難病患者は死への不安や恐怖が強く,うつ状態になりやすいが,こうした心の問題を扱う新しい精神医学療法。アメリカで,外科医の依頼によって精神科医が癌患者の心の問題を扱いはじめたことから精神腫瘍学という分野が成立し,日本でも臨床精神腫瘍学会が設立された。精神的に落込んでいる癌患者は,病状が高進したり早死にすることが多い。そうした患者に対しては,肉体的治療と同時に精神的ケアをも行い,患者の心を安定させることによって免疫力を強め,再発予防や延命,治療効果を高めることが期待できる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by