精細胞(読み)せいさいぼう

精選版 日本国語大辞典 「精細胞」の意味・読み・例文・類語

せい‐さいぼう ‥サイバウ【精細胞】

〘名〙 動物精子形成で、精母細胞の二回の減数分裂によって生じた四個の細胞それぞれ精子となる。〔生物無生物の間(1956)〕

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デジタル大辞泉 「精細胞」の意味・読み・例文・類語

せい‐さいぼう〔‐サイバウ〕【精細胞】

精巣中で、精原細胞から変化した1個の精母細胞が減数分裂を行って生じた4個の細胞。それぞれが精子となる。

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栄養・生化学辞典 「精細胞」の解説

精細胞

 精子細胞ともいう.精子の形成過程で成熟分裂をし,形を変えることによって精子となる段階に達した細胞.

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世界大百科事典(旧版)内の精細胞の言及

【睾丸】より

…間細胞は,男性ホルモンであるテストステロンtestosteronを分泌する。曲精細管の断面を見ると,精細胞と呼ばれる丸い形の細胞が幾重にも重なっている。これは精子形成に至る諸段階の細胞で,外から内に向かって進む。…

※「精細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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