精進落(読み)しょうじんおとし

精選版 日本国語大辞典 「精進落」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐おとしシャウジン‥【精進落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 肉食をしたり、女郎買いなどをして、精進状態から平常の状態にもどること。精進上げ。
  3. 葬式法要などの後にもうけられる酒宴
    1. [初出の実例]「葬式と火葬が終ったあとで〈略〉親類縁者に精進落しのふるまいを存分にしたということだった」(出典:餓鬼の晩餐(1974)〈富岡多恵子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android