糞袋(読み)クソブクロ

デジタル大辞泉 「糞袋」の意味・読み・例文・類語

くそ‐ぶくろ【×糞袋/××嚢】

胃・腸などの古称。転じて、からだ・人間のこと。〈名義抄

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精選版 日本国語大辞典 「糞袋」の意味・読み・例文・類語

くそ‐ぶくろ【糞袋・糞嚢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 胃や腸などの異称。くそわた。くそわたぶくろ。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「その心臓が糞袋の近くにある為だなどとお書きになっても」(出典:架空邂逅記(1950)〈渡辺一夫〉)
  3. 体、人間のこと。
    1. [初出の実例]「無事の人也と云玉へども、其行ひを見則ば、此糞袋を愛し惜まるる事甚深し」(出典:反故集(1671)下)

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