糠庄村(読み)ぬかぬしむら

日本歴史地名大系 「糠庄村」の解説

糠庄村
ぬかぬしむら

[現在地名]日南町丸山まるやま

日野川右岸、鬼林きりん(一〇三一・二メートル)北麓の緩傾斜地に位置し、村内を日野往来が通る。東は法道寺ほうどうじ村。糠主・糠荘・糠ノ庄とも記し、「ヌカノショウ」ともいう(天保三年「大庄屋四構各配下村名」松尾家文書)正保国絵図に糠主村、元禄郷帳に糠庄村とみえる。拝領高は九八石余、本免は六ツ二分。寛永一〇年(一六三三)の田畑地詰帳写(日南町役所蔵)によると田方九八石余・七町五反(上田八反余・中田一町五反余・下田二町二反余・下々田二町八反余)、畑方九石余・二町五反余(上畑二反余・中畑二反余・下畑七反余・下々畑一反余・屋敷三畝余・切畑一町一反余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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