糸花(読み)イトバナ

デジタル大辞泉 「糸花」の意味・読み・例文・類語

いと‐ばな【糸花】

練り絹の糸を結んで作った花。挿頭かざし花・薬玉くすだまなどに用いた。結び花。花結び

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糸花」の意味・読み・例文・類語

いと‐ばな【糸花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色糸花形に結んだ紐。糸結花(いとゆいばな)ともいう。
    1. [初出の実例]「作る〈略〉奈良には糸花をつくれり」(出典:俳諧・類船集(1676)津)
  3. 色糸で仕立てた造花

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android