系統育種(読み)けいとういくしゅ

百科事典マイペディア 「系統育種」の意味・わかりやすい解説

系統育種【けいとういくしゅ】

交雑育種法のなかで,イネ,麦など自家受精作物の品種改良に多く利用されている方法。望ましい形質をもつ系統品種)を交配して雑種作り,その分離世代(雑種第2代以降)を個体別に採種し各個体ごとの小系統を作っていくなかで優秀な系統を選択,固定していく。対象とする遺伝形質が比較的少ない場合に使われるが,遺伝現象の解明に役立つ利点もある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む