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紀伊国屋長右衛門 きのくにや・ちょうえもん

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朝日日本歴史人物事典の解説

紀伊国屋長右衛門

生年:生没年不詳
江戸中期の江戸干鰯(肥料)問屋。屋号から紀州出身と思われる。享保3(1718)年には下総国銚子在住の紀州出身者が代表となった銚子の船改めに関する訴願を仲介し,同11年には常陸国へ出漁した紀州漁民の人別改めに関与するなどの活動が知られ,紀州漁民の関東出漁を背景に紀州藩とも関係を持つ有力な問屋であったことが窺える。しかし18世紀半ば以降は江戸干鰯問屋のなかにその名を見出せず,没落もしくは異業種に転換したものと思われる。<参考文献>「先代集」(『千葉県史料 下総国』上,『和歌山県史 近世史料』5巻

(原直史)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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