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紀益人 きの ますひと

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

紀益人 きの-ますひと

?-? 奈良時代の官吏。
大和(奈良県)平城左京の紀寺(きでら)の奴であったが,天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)身分の見なおしをうったえでて,紀朝臣(あそん)の氏姓をゆるされ,戸長として京戸に編入される。以後益麻呂と名のり,神護景雲(じんごけいうん)4年従四位下,陰陽頭(おんようのかみ)兼伯耆介(ほうきのすけ)となるが,宝亀(ほうき)4年(773)官位をうばわれて庶人におとされ,姓名も田後部(たしりべの)益人とされた。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

紀益人

生年:生没年不詳
もと紀寺(奈良市)の奴。天平宝字8(764)年7月に,自分の祖は寺奴ではないという訴えが認められ,紀朝臣の姓を賜り,紀朝臣益麻呂と改名して京の戸籍に編入された。天平神護1(765)年4月従五位下に昇り,陰陽頭,伯耆介などに任じられる。宝亀4(773)年7月官職,位階を奪われて庶人とされ,姓も田後部益人におとされた。

(寺崎保広)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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