紀諸人(読み)きの もろひと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀諸人」の解説

紀諸人 きの-もろひと

?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏
紀橡姫(とちひめ)の父。光仁(こうにん)天皇の外祖父。慶雲(きょううん)4年(707)従五位下となる。内蔵頭(くらのかみ)に在任中の和銅2年,征越後蝦夷(せいえちごかい)副将軍に任命された。没後の宝亀(ほうき)10年,光仁天皇の誕生日に従一位をおくられ,延暦(えんりゃく)4年曾孫(そうそん)桓武(かんむ)天皇から正一位,太政(だいじょう)大臣を追贈された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む