紀馬養(読み)きの うまかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀馬養」の解説

紀馬養 きの-うまかい

?-? 奈良時代の漁師
紀伊(きい)安諦(あで)郡(和歌山県有田(ありだ)郡)吉備(きび)郷の人。「日本霊異(りょうい)記」や「今昔物語集」によれば,宝亀(ほうき)6年(775)中臣祖父麻呂(なかとみの-おおじまろ)とともに,暴風雨のなか,河で流木取りをしていて大海に流された。木につかまり,釈迦(しゃか)仏の名をとなえ,淡路(あわじ)島に漂着,命拾いした。のち遁世(とんせい)して仏道をおさめたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む