紅格子(読み)コゴウシ

デジタル大辞泉 「紅格子」の意味・読み・例文・類語

こ‐ごうし〔‐ガウシ〕【紅格子】

くれないの地に格子縞を織り出した練貫ねりぬき織物身分の高い女房が着用した。くれないごうし

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精選版 日本国語大辞典 「紅格子」の意味・読み・例文・類語

こ‐ごうし‥ガウシ【紅格子】

  1. 〘 名詞 〙 練貫(ねりぬき)一種。紅(くれない)の地に格子縞(こうしじま)を織った織物。身分の高い女房が着たもの。くれないごうし
    1. [初出の実例]「紅隔子は御三台様、上臈様の外は不召」(出典鎌倉殿中以下年中行事(1454か)正月二日)

べに‐ごうし‥ガウシ【紅格子】

  1. 〘 名詞 〙 練貫(ねりぬき)の一種で、地が紅色で格子縞の織物。
    1. [初出の実例]「をり物紅がうしにて候はで、筋すだれををりたる織物をば、中臈衆もめし候」(出典:御供古実(1482頃))

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