納太刀(読み)おさめだち

精選版 日本国語大辞典 「納太刀」の意味・読み・例文・類語

おさめ‐だちをさめ‥【納太刀】

  1. 〘 名詞 〙 祈願することがあって、神社太刀木太刀を奉納すること。また、その太刀や木太刀。特に、江戸時代、大山参詣者が石尊大権現に奉納したものは有名で、大きさは七、八寸(二二~二四センチメートル)から一丈余り(二メートル弱)にも及び、それに「奉納大山石尊大権現」と大書した。
    1. [初出の実例]「長局なんたる願(がん)で納太刀」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む