デジタル大辞泉 「木太刀」の意味・読み・例文・類語 き‐だち【木太‐刀】 1 木で作ったかたな。木刀。木剣。2 白木のままの鞘さやの太刀。「出仕の時は木鞘巻の刀を差し、―を持たせけるが」〈太平記・三五〉[類語]刀・剣けん・剣つるぎ・刀剣・太刀・大刀たち・大刀だいとう・小刀しょうとう・名刀・宝刀・軍刀・牛刀・日本刀・青竜刀・サーベル・銃剣・手裏剣・真剣・短刀・懐刀ふところがたな・懐剣・脇差し・小柄・匕首あいくち・どす・人斬り包丁・快刀・業物・木刀・木剣・竹光・長刀なぎなた 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「木太刀」の意味・読み・例文・類語 き‐だち【木太刀】 〘 名詞 〙① 木で作ったかたな。こだち。きがたな。木刀。木剣。[初出の実例]「是より先に、兄竊に木刀(キタチ)を作れり。形真刀(またち)に似る」(出典:日本書紀(720)崇神六〇年七月(寛文版訓))② 白木で作った鞘に納めた太刀。[初出の実例]「出仕の時は木鞘巻の刀を差し木太刀を持たせけるが」(出典:太平記(14C後)三五) こ‐だち【木太刀】 〘 名詞 〙 木でつくって刀に似せたもの。木刀。[初出の実例]「竊(ひそか)に赤檮(いちひ)以ちて、許刀(コたち)に作り」(出典:古事記(712)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例