長局(読み)ナガツボネ

デジタル大辞泉 「長局」の意味・読み・例文・類語

なが‐つぼね【長局】

宮中江戸城大奥などで、長い1棟の中をいくつもの局(女房部屋)に仕切った住まい。また、そこに住む女房。局町つぼねまち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長局」の意味・読み・例文・類語

なが‐つぼね【長局】

  1. 〘 名詞 〙 長く一棟に造って、いくつにもしきった女房の住居。宮中、江戸城、諸藩城中などに設けられていた。また、そこに住んだ奥女中。おつぼね。
    1. [初出の実例]「落城の日、ながつぼねに居申候」(出典:おきく物語(1678頃))
    2. 「長つぼね腹にたまらぬものを喰い」(出典:雑俳・柳多留‐二四(1791))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む