納戸飯(読み)ナンドメシ

精選版 日本国語大辞典 「納戸飯」の意味・読み・例文・類語

なんど‐めし【納戸飯・納戸食】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、客の前での飲食を憚る習慣のあった遊女が揚屋の納戸などに隠れてする食事。人に知られないように物陰などでする食事。
    1. [初出の実例]「納戸食(ナンドメシ)傾城の食する事にいへり」(出典評判記色道大鏡(1678)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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