日本歴史地名大系 「紙漉町新地・根木橋」の解説 紙漉町新地・根木橋かみしきまちしんち・ねきばし 山形県:鶴岡市鶴ヶ岡城下紙漉町新地・根木橋[現在地名]鶴岡市日出町(ひのでまち)紙漉町新地は紙漉町の北東、苗津(なえづ)川東岸にある給人地。初め苗津川と赤(あか)川に挟まれた菅原(すがはら)谷地(菅原芦谷地)とよばれる原野であったが、元文二年(一七三七)新たに屋敷割され、料理人・足軽・組外の二〇軒に与えられた。翌年には紙漉町との間の苗津川に長さ六間・幅一間の橋が架けられ、新(しん)橋とよばれた。島(しま)村の土目録には高一石余が元文二年御給人屋敷永引と記されるという(大泉掌故)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by