紙燭の歌(読み)しそくのうた

精選版 日本国語大辞典 「紙燭の歌」の意味・読み・例文・類語

しそく【紙燭】 の 歌(うた)

  1. 紙燭が一、二寸(約三~六センチメートル)燃える短い間に作る歌。また、それを作る競技
    1. [初出の実例]「朝夕に侍ふ人々に、隠し題詠ませ、しそくのうた、金椀(かなまり)打ちて響きのうちに詠めなどさへ仰せられて」(出典:今鏡(1170)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android