紙石盤(読み)カミセキバン

デジタル大辞泉 「紙石盤」の意味・読み・例文・類語

かみ‐せきばん【紙石盤】

ボール紙に、金剛砂軽石粉末粉炭とを練り合わせたものを塗って作った石盤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙石盤」の意味・読み・例文・類語

かみ‐せきばん【紙石盤】

〘名〙 黒色の金剛砂または軽石(かるいし)の粉と獣炭とを混ぜてボール紙に塗ったもの。石盤の代わりに使う。紙製の石盤。
二筋の血(1908)〈石川啄木〉「翌日からは私も、二枚折の紙石盤やら硯やら石筆やらを買って貰って」

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