紛らかし(読み)マギラカシ

デジタル大辞泉 「紛らかし」の意味・読み・例文・類語

まぎら‐かし【紛らかし】

九州地方で、嫁入りの際に嫁につき添っていく未婚女性をいう。花嫁と同じ礼装宴席に並ぶ。嫁紛らかし。添い嫁。

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関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「紛らかし」の意味・読み・例文・類語

まぎら‐かし【紛かし】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「まぎらかす(紛━)」の連用形名詞化 )
  2. まぎれるようにすること。ごまかし。まぎら。
    1. [初出の実例]「いよいよ紛らかしをしる」(出典:四座役者目録(1646‐53)下)
  3. 熊本県玉名郡地方で、花嫁についていく未婚の女性をいう。花嫁と同様の礼装をした。嫁まぎらかし。

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