素練り(読み)スネリ

化学辞典 第2版 「素練り」の解説

素練り
スネリ
mastication

ゴムの分子鎖を機械的に切断したり,分子相互のからみあいをほぐすことにより弾性を低下させ,可塑化して作業性を向上させる工程をいい,ロール,バンバリミキサーなどが用いられる.素練りを促進する薬剤(釈解剤促進剤)として,キシレンチオール,2-ナフタレンチオールなどがある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「素練り」の意味・わかりやすい解説

素練り
すねり
mastication

原料ゴムの弾性を減じ適度の可塑性を与えるゴム加工工程の前処理作業。配合剤混合以後のゴム加工作業を容易にするために行われる。原料ゴムに機械的に剪断力を加え,ゴム分子の凝集解合,分子鎖の切断または重合を解合することによって,弾性や可塑性を調整し加工性を高める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む