素見騒(読み)すけんぞめき

精選版 日本国語大辞典 「素見騒」の意味・読み・例文・類語

すけん‐ぞめき【素見騒】

  1. 〘 名詞 〙 遊里で、うかれ騒ぎながらひやかすこと。うろつき、騒ぎ、ひやかすだけで登楼しないこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「素見(スケン)ぞめきは椋鳥の群つつ啄木鳥格子先」(出典長唄教草吉原雀(1768))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android