素馨凌霄(読み)そけいのうぜん

精選版 日本国語大辞典 「素馨凌霄」の意味・読み・例文・類語

そけい‐のうぜん【素馨凌霄・素馨紫葳】

  1. 〘 名詞 〙 ノウゼンカズラ科のつる性常緑低木。オーストラリア原産で、慶応年間(一八六五‐六八)にはいり、観賞用に栽培される。葉は対生し、奇数羽状複葉の無毛で光沢がありナンテンに似る。小葉は五~七個の卵形ないし披針形、無柄で先端はとがる。夏、枝の先に円錐花序を出し、六~八花をつける。花冠は漏斗状鐘形で、径、長さ共に約五センチメートル、先は五弁に裂け、乳白色で、筒部は紅紫色を帯びる。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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