索話(読み)サクワ

デジタル大辞泉 「索話」の意味・読み・例文・類語

さく‐わ【索話】

禅寺で、住持説法を始めるに先立ち、大衆に向かって疑問があれば質問するようにうながし説くこと。釣語ちょうご索語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「索話」の意味・読み・例文・類語

さく‐わ【索話】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。禅寺で住持が説法を始めるに先だって、大衆に疑問があれば出て質問するよううながし説くこと。また、そのうながすことば。釣語(ちょうご)。索語。
    1. [初出の実例]「故性海索話曰、金槌影動、宝剣光寒云々」(出典:空華日用工夫略集‐至徳二年(1385)九月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android