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紫外線ランプ しがいせんランプultraviolet lamp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紫外線ランプ
しがいせんランプ
ultraviolet lamp

特に紫外線を多く放射するようにつくられたランプで,水銀蒸気中の放電により,253.7nmまたは 365nmのスペクトルを出すものが最も一般的である。紫外線の光化学作用,殺菌作用,紅斑作用を利用する多くの分野で用いられている。圧力 10-2mmHg 程度の低圧水銀放電は主として 253.7nmの紫外線を放射するので,石英ガラスまたは紫外線透過ガラスで放電管をつくり,殺菌ランプとして水,空気,食品その他の殺菌に用いられる。圧力1気圧程度の高圧水銀放電は主として 365nmの紫外線を放射する。この種の紫外線は光重合作用とか光分解作用があるので,放電管を石英ガラスでつくった高圧水銀ランプは特殊な印刷インキや塗料の乾燥・硬化あるいはフォトエッチングなどに用いられるほか,ブラックライトランプとして,ケイ光塗料の照射発光,各種検査などに利用される。

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