精選版 日本国語大辞典 「硬化」の意味・読み・例文・類語
こう‐か カウクヮ【硬化】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
広義には,熱硬化性樹脂が熱,光,触媒,放射線などの作用によって架橋することをいう.狭義には,熱硬化性樹脂がまだ溶融性を有している初期のステージから,完全に三次元構造をもった不融性のステージになることをいう.熱硬化性樹脂が硬化を開始してから所定の硬化に達するまでの時間をキュア時間(curing time)という.熱硬化性樹脂だけでなく,一般にはプラスチック成形材料,ゴムコンパウンドを同様の操作で橋かけさせ,性質を安定化することをキュアとよぶこともある.成形温度が高すぎた場合,あるいは成形時間が長すぎた場合,熱分解などで性質の劣化が起こることをオーバーキュア(overcure)とよび,適正な硬化に至る前に中止することをアンダーキュア(undercure)とよぶ.硬化にはそのほかにhardeningの意味もあり,これは熱可塑性樹脂の軟化した成形品が冷却して固化すること,およびポルトランドセメントの水和結合形成による固化などをさす.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新