紫殿(読み)しでん

精選版 日本国語大辞典 「紫殿」の意味・読み・例文・類語

し‐でん【紫殿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 美しく飾られた宮殿
    1. [初出の実例]「紫殿窻深泉石旧、翠華跡断洞門空」(出典:法性寺関白御集(1145か)驪宮高)
    2. [その他の文献]〔王筠‐有所思〕
  3. ししんでん(紫宸殿)」の略。
    1. [初出の実例]「紫殿連珠絡、丹蓂草栄」(出典懐風藻(751)侍讌〈箭集虫麻呂〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「紫殿」の読み・字形・画数・意味

【紫殿】しでん

宮殿。

字通「紫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android