紫竹山新田(読み)しちくやましんでん

日本歴史地名大系 「紫竹山新田」の解説

紫竹山新田
しちくやましんでん

[現在地名]新潟市鐙西あぶみにし二丁目・紫竹山一―三丁目・紫竹山

笹口ささぐち新田の南、信濃川の支流くり川の左岸に位置し、南は鳥屋野とやの潟に臨む。元禄一二年(一六九九)蒲原組新村付帳(新発田市立図書館蔵)によれば、寛永一三年(一六三六)の開発で親村は蒲原かんばら村。同一六年の横越島絵図(青木正昭氏蔵)では当村と思われる地点に「西七竹原新田」とある。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によれば三三軒・一八一人。延宝六年(一六七八)検地帳(松尾俊栄氏蔵)では田方三一町余・分米九一石六斗余、畑方三町一反余・分米三石二斗余で免六ツ七分三厘。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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