細川武子(読み)ホソカワ タケコ

20世紀日本人名事典 「細川武子」の解説

細川 武子
ホソカワ タケコ

大正・昭和期の児童文学者



生年
明治25(1892)年6月16日

没年
昭和31(1956)年9月28日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京府女子師範学校〔明治45年〕卒

経歴
幼小女学校教師、私立立華学園の中、高校校長、同幼稚園長など歴任島崎藤村浜田広介を師とし、日本童話協会に所属。大正6年大阪朝日新聞懸賞お伽噺に「白鳩の願ひ」が3等入賞、以来童話を書き、童話集「細川武子放送童話集」「おかあさん」、少女小説「女学生記」「少女の国」「少女の四季」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川武子」の解説

細川武子 ほそかわ-たけこ

1892-1956 大正-昭和時代の教育者,童話作家。
明治25年6月16日生まれ。東京の調布幼稚園長,立華学園長などをつとめる。浜田広介,島崎藤村に師事し,創作のほか童話の口演,放送童話も手がけた。著作に「細川武子放送童話集」「おかあさん」など。昭和31年9月28日死去。64歳。東京出身。東京女子師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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