終初物(読み)おわりはつもの

精選版 日本国語大辞典 「終初物」の意味・読み・例文・類語

おわり‐はつもの をはり‥【終初物】

〘名〙 時期の終わり頃になって成熟する野菜やくだものを、初物と同じように珍重していう語。末の初物。穏座(おんざ)の初物。
狂歌・大団(1703)六「さびあゆと君はおしゃれどすしにしてしゃうくんすればおはりはつ物」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android