終朝(読み)しゅうちょう

精選版 日本国語大辞典 「終朝」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう‥テウ【終朝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝の間じゅう。夜明けから朝食ごろまでの間。朝の間(ま)
    1. [初出の実例]「終朝咲殺須曳艷。日午寒条蘂尚貧」(出典:新撰万葉集(893‐913)上)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・采緑〕
  3. 一日じゅう。
    1. [初出の実例]「短褐終朝汗不晞、碾磑女伴自依依」(出典:柳湾漁唱‐一集(1821)金山雑咏)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐冬日有懐李白詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「終朝」の読み・字形・画数・意味

【終朝】しゆうちよう

夜通し、朝まで。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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