ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経口ワクチン」の意味・わかりやすい解説 経口ワクチンけいこうワクチン 内服するワクチン。苦痛が少い,副作用の減少,ワクチン管理の容易さなどの利点がある。代表的なものは,ポリオ (小児麻痺) の生ワクチンである。法律では生後3~18ヵ月に服用することになっている。3種類のポリオウイルスを混合したもので,6週間の間隔をおいて2回服用する。まれに下痢,発熱を起すことはあるが,麻痺のような重い副作用は認められていない。この予防接種だけは直接国家が管理し,一般病医院は取扱わない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by