経済物理学(読み)ケイザイブツリガク

デジタル大辞泉 「経済物理学」の意味・読み・例文・類語

けいざい‐ぶつりがく【経済物理学】

経済学の一分野で、経済現象を物理学的な観点から研究する学問分野。株式為替、大量の市場データを対象として、主に統計力学的手法を用い、それらの挙動を分析する。また、種々の経済現象を複雑系と見なし、カオスフラクタル相転移自己組織化といった物理現象との類似性を見出す試みも進められている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android