経紐(読み)きょうのひも

精選版 日本国語大辞典 「経紐」の意味・読み・例文・類語

きょう‐の‐ひもキャウ‥【経紐】

  1. 〘 名詞 〙 紅藻類ムカデノリ科の海藻。北海道、本州、九州の沿岸の潮間帯の波の静かな岩上に生える。長さ一〇~三〇センチメートル、幅二センチメートルくらいだが、六〇センチメートルに達することもある。上部は扁平で生長したものには刺状の小枝を密生し、基部付近は円柱状になり、分枝点はややくびれる。食用とする。ひものり。かわぎし。ちゃちゃぶのり。みのじのり。きょうのひものり。はさっぺい。〔大和本草(1709)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む