デジタル大辞泉 「結はふ」の意味・読み・例文・類語 ゆわ・う〔ゆはふ〕【結はふ】 [動ハ四]《動詞「ゆう」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》しばる。むすぶ。ゆう。「鉄の鎖を以て酒の君を―・ひて」〈仁徳紀〉[動ハ下二]「ゆわえる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「結はふ」の意味・読み・例文・類語 ゆわ‐・うゆはふ【結】 [ 1 ] 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 動詞「ゆう(結)」の未然形に、反復、継続を表わす助動詞「ふ」の付いてできたもの ) しっかりと縛っておく。[初出の実例]「革を以て掌を穿ち縛(ユハフ)」(出典:日本書紀(720)天智二年六月(北野本訓))「縲(ユハヒ)紲(つなく)中に在りと雖も、尚旦夕命を貪る」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)四)[ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ⇒ゆわえる(結) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例