デジタル大辞泉 「結わえる」の意味・読み・例文・類語 ゆわ・える〔ゆはへる〕【結わえる】 [動ア下一][文]ゆは・ふ[ハ下二]むすぶ。しばる。くくる。ゆわく。「一〇本ずつ―・えて一束にする」[類語]結ぶ・縛る・結う・くくりつける・取り結ぶ・縛り付ける・縛り上げる・つなぐ・結い上げる・結わえ付ける・結わく・接はぐ・継ぐ・つなぎ止める・舫もやう・結び付ける・継ぎ合わせる・結び合わせる・接続・連結 いわ・える〔いはへる〕【▽結わえる】 [動ア下一][文]いは・へる[ハ下一]「ゆわえる」の音変化。「油揚の胴を干瓢で―・えた稲荷鮨の恰好に似たもの」〈漱石・道草〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「結わえる」の意味・読み・例文・類語 ゆわ・えるゆはへる【結】 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙 [ 文語形 ]ゆは・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 結ぶ。縛る。くくる。〔書言字考節用集(1717)〕[初出の実例]「アレー。と云ふ中に一人が足を縛(ユワ)へ、一人が手を縛へ」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉二) いわ・えるいはへる【結】 〘 他動詞 ハ行下一段活用 〙 ( 「ゆわえる(結)」の変化した語 ) しばる。結ぶ。ゆう。いわく。[初出の実例]「帯といて稲をいわゑるやうな秋」(出典:雑俳・千枚分銅(1704)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例