デジタル大辞泉
「結う」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ゆ・うゆふ【結】
- 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙
- ① 結ぶ。しばる。糸・ひも・なわなどでくくる。
- [初出の実例]「一人のみ着ぬる衣の紐解かば誰かも由波(ユハ)む家遠くして」(出典:万葉集(8C後)一五・三七一五)
- ② 髪を結ぶ。乱れた髪の毛をたばねととのえる。結髪する。いう。
- [初出の実例]「肥人(こまひと)の額髪結(ゆ)へる染木綿(しめゆふ)の染みにしこころ我れ忘れめや」(出典:万葉集(8C後)一一・二四九六)
- ③ 一つのものに組み立てる。作り構える。つくる。
- [初出の実例]「枕付く 妻屋のうちに 鳥座(とくら)由比(ユヒ) すゑてそ我が飼ふ 真白斑の鷹」(出典:万葉集(8C後)一九・四一五四)
- 「とく帰りなんと急ぎ給へど、御車の輪ゆふ程に」(出典:落窪物語(10C後)二)
- ④ つくろい縫う。糸でつづる。
- [初出の実例]「几帳どものほころびゆひつつ」(出典:枕草子(10C終)九〇)
- ⑤ 獣の毛をたばねて筆の穂とする。筆を作る。
- [初出の実例]「宣城の筆人採りて筆に為(ユフ)(〈別訓〉ツクル)」(出典:白氏文集天永四年点(1113)四)
結うの補助注記
この語の変化した「いう」の形の用例も見られる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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