結城街道(読み)ゆうきかいどう

日本歴史地名大系 「結城街道」の解説

結城街道
ゆうきかいどう

水戸から西へ笠間(現笠間市)下館(現下館市)を経て下総国結城(現結城市)に至る街道。「新編常陸国誌」に「結城海道」「水戸道」「結城路」とみえ、「水府志料」には「笠間道」とある。笠間結城街道ともよばれた。結城より先は小山おやま(現栃木県小山市)に至り、奥州道中と接続する。現在の国道五〇号はその路線を継承している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android