結晶作用の力(読み)けっしょうさようのちから(英語表記)force of crystallization

岩石学辞典 「結晶作用の力」の解説

結晶作用の力

ベッケ結晶作用の力は鉱物成長性質で決まると考えた[Becke : 1903].この力は結晶学的な方位,関係する鉱物と温度で,これによって結晶に外向き圧力が働くことができる[Harker : 1932].現在は変成作用で働く他の力に比べて重要であるとは考えられていない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android