絞り弁(読み)シボリベン

デジタル大辞泉 「絞り弁」の意味・読み・例文・類語

しぼり‐べん【絞り弁/絞り×瓣】

円管などの中に円板を設け、それを開閉して流路を絞ることによって流体の量を調節する弁。ガソリンエンジン気化器などに用いられる。スロットルバルブスロットル

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精選版 日本国語大辞典 「絞り弁」の意味・読み・例文・類語

しぼり‐べん【絞弁・絞瓣】

  1. 〘 名詞 〙 流体の通路を狭くして、通過する流体の量を制限し、あるいは圧力降下を生じさせることを目的としている弁。

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栄養・生化学辞典 「絞り弁」の解説

絞り弁

 流体の流量の調節をする弁.

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世界大百科事典(旧版)内の絞り弁の言及

【ガソリンエンジン】より

…気化器(キャブレター)は図1のように主としてベンチュリーおよびフロート室よりなり,ベンチュリーを通る空気流量に応じて生ずる負圧によりフロート室から主系統または低速系統の流路を経て,ガソリンが吸い出される。これらの通路にはそれぞれ燃料および空気の流量を規制するためのくびれ(ジェットと称する)が設けられ,また気化器には空気流量を加減し,出力を調節するための絞り弁と,始動時に混合気を濃くするために吸入空気を絞るチョーク弁が設けられている。このほか,急加速時に燃料を加速ポンプで噴射する加速装置や,全負荷時に燃料流量を増加させるパワー装置などが付加されている。…

※「絞り弁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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