絵難房(読み)エナンボウ

関連語 実例 出典 一一

精選版 日本国語大辞典 「絵難房」の意味・読み・例文・類語

えなんぼうヱナンバウ【絵難房・画難坊】

  1. 中古末期、後白河法皇の頃の人で、どんな名画を見ても、どこかに非を見つけ、なんとか悪口を言ったところから、この名で呼ばれたという。のち広く一般に他人の描いた絵を見て非難する人。
    1. [初出の実例]「同御時、絵難房といふ物候ひけり。いかによく書きたる絵にも、必ず難をみいだすものなりけり」(出典:古今著聞集(1254)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む