絹麻(読み)キヌアサ

デジタル大辞泉 「絹麻」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐あさ【絹麻】

薄い麻布に特殊なのり加工をして絹のような光沢を出したもの。絹麻上布じょうふ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絹麻」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐あさ【絹麻】

  1. 〘 名詞 〙 絹のような光沢を得るために特殊な糊加工を施した麻の原糸。夏用の着尺襦袢(じゅばん)等に用いる。
    1. [初出の実例]「自分で絹麻の茵(しとね)を引寄せて足座(あぐら)を掻いたが」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android