精選版 日本国語大辞典 「網の目から手」の意味・読み・例文・類語 あみのめ【網目】=から[=より・に]手(て) ( 多く「網の目から手が出る(手を出す)」の形で ) 方々から手を出すこと、所望する人が多いこと、引く手あまたなことのたとえに用いる。[初出の実例]「されどあみのめより手を出すほどの文づかひ、返事云もむづかし」(出典:浮世草子・風流比翼鳥(1707)一〇)「あみの目に手だと仲人せかすなり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和六(1769)信二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例