網戸城跡(読み)あじとじようあと

日本歴史地名大系 「網戸城跡」の解説

網戸城跡
あじとじようあと

[現在地名]旭市イ

城之内じようのうちに築かれた中世の城跡。阿知戸あじと城とも。応永期(一三九四―一四二八)に北条氏家臣の大橋康忠が築城したと伝える。天正一八年(一五九〇)八月の徳川家康の関東入国に伴い木曾義昌が下総国網戸に一万石で配されている(「諸大名旗本分限帳」内閣文庫)。義昌は横根よこね三河さんがわ(現飯岡町)福蔵ふくぞう寺に居を構え、翌年当地に移ったとも伝え、宿将山村甚兵衛の屋敷を城の南東に、市場を同南に開設するなど計画したという(「旭市史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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