精選版 日本国語大辞典 「網鳥」の意味・読み・例文・類語 あみ‐どり【網鳥】 〘 名詞 〙① 網にかかった鳥。[初出の実例]「たつやどぞ待ちて経にける網鳥の問はれ初めてはかかるべしやは」(出典:小馬命婦集(980‐983頃か))② ( 「万葉‐四一八二」の「霍公鳥(ほととぎす)聞けども飽かず網取に獲(と)りて懐(なつ)けな離(か)れず鳴くがね」の「網取」を「網鳥」にかけたものか ) 「ほととぎす(杜鵑)」の異名。《 季語・夏 》[初出の実例]「あみ鳥、ほととぎすの異名なり。遠山の雲のあみ鳥さまざまにかくれあらはれ降れる五月雨」(出典:和歌呉竹集(1795)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例