綺羅を磨く(読み)キラヲミガク

デジタル大辞泉 「綺羅を磨く」の意味・読み・例文・類語

綺羅きらみが・く

衣服調度技巧を凝らしてりっぱにする。
播磨米はりまよね砥草とくさか、むくの葉か、人の―・くは」〈平家・一〉

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関連語 砥草 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「綺羅を磨く」の意味・読み・例文・類語

きら【綺羅】 を 磨(みが)

  1. 衣服、食物、家具調度などにぜいたくをする。綺羅をやる。
    1. [初出の実例]「いまだ播磨守たりし時、聟にとりて声花(はなやか)にもてなされければ、それも五節に、播磨よねはとくさか、むくの葉か、人のきらをみがくはとぞはやされける」(出典平家物語(13C前)一)

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