綾をなす(読み)あやをなす

精選版 日本国語大辞典 「綾をなす」の意味・読み・例文・類語

あや【綾】 を なす

  1. 交差する。互い違いになる。
    1. [初出の実例]「乗客一同の視線は綾をなして二人の上に乱れ飛んだ」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
  2. あやなす
    1. [初出の実例]「コエ ayauo(アヤヲ) ナス」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android