綾代遺跡（読み）あやだいいせき

日本歴史地名大系「綾代遺跡」の解説

綾代遺跡
あやだいいせき

[現在地名]田辺市秋津町

右会津（みぎあいづ）川と左会津川の合流点より北四〇〇メートル上流の右会津川川床にある、弥生後期から古墳時代の遺跡。昭和七年（一九三二）夏の洪水で発見。所在地の通称名をとって綾代遺跡と称し、同年発掘調査が行われた。遺物を包含する遺跡の広さは約五四平方メートルで、多量の土器類が検出されたが、遺構は発見されていない。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報